世界で2番目に不運な僕

医療事故により20代で脳梗塞を発症した僕の話

変わっていく運命

おはこんばんにちわ

 


どーわんだよ

ついにここから本格的に脳梗塞に近づいていくよ

 


このブログは、20代にして脳梗塞になった僕のドキュメンタリーだよ。

前回はこちらだよ↓↓↓  良かったら見てみてね

https://sekaboku-iryoujiko-noukousoku.hatenablog.com/entry/2019/09/09/123322

 

 

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久しぶりの休日

僕は病院の待合室にいた

季節は秋

季節の変わり目だからだろうか

待合室には、沢山の人がいた

 


平日5日間  精神力で耐えてきた体はボロボロだった

寝ても寝ても、一向に治る気配がない

体は重い 喉は痛い 最悪だった

市販の薬で治る気がしなかったので、朝一番に病院へ訪れたのであった

 


「どーわんさん 体温はかりましょうね」

 


受付係のおばちゃんが気だるそうに体温計を渡してくる

僕は言いなりのロボットのように、脇に挟み込んだ

 


思いのほか早く「ピピピッ」と鳴ったので

最近の技術に感心しながら液晶を覗くと、

「40.3」と数字が並んでいた

 

正直ギョッとした

 

 

体温計を見たおばちゃんは顔色一つ変えず

 


「そのままお待ちください」

 


と言い、手元に目線を戻すと事務作業を続けた。

 


まさかインフルエンザでは..?

 


インフルエンザになったことのない私は少し焦った

あまりにも高熱すぎる

不安が膨らみ、胸がグッと痛くなった

 

 


15分後ぐらいだろうか

僕は診察室に呼ばれ、先生の前に座った

 


今日はどうされましたか との質問に

体が 喉が 熱が と

ありきたりなことしか言えなかった。

今までの風邪とあまり変わりはない、

違うのは体温が高いだけ  そう思い込んだ。

 


喉の奥にライトを照らされ、呼吸音を聴診器で聞かれる

インフルの検査を行ったが、陰性だったので一安心した

 


「ただの風邪でしょう 喉が炎症を引き起こしているので抗生物質を出します。様子を見てください」

定番のセリフに、ホッと胸を撫で下ろし帰路に就く。

 

「患者を見慣れているお医者さんの診察を信じよう

 

そう自分を言い聞かしたが、ぼーっとした頭では疑いなどかけられなかっただけかもしれない。

 

 


帰りはスーパーでレトルトのおかゆ、スポーツ飲料水、梨を買った。

一人暮らしの定番というのだろうか

実家で風邪をひいた時、母が何を出してくれていたかあまり思い出せず、それらしい物を買った。

 

お昼には家に着いた。

僕の経験上 病院の薬を飲み、わざと着込んで汗をかき、十分に睡眠を取れば風邪は治る  と思っていた。


僕はいつものように風邪対策をして、寝ることにした。

これで来週からまた元気に働ける

起きたら熱は引いている

 

そう信じていた

 

 

 

 

 

どーわんの失敗

・高熱にも関わらず、ただの風邪と思い込んだ

・今まで高熱になった事がないこと・不安なことを伝えられなかった

・診察内容をそのまま信じ込んでしまった

 

 

 

まずは自分の感覚を大事にしよう。

不安や症状、変化をしっかり伝える事が大事だよ。

診察結果に少しでも疑いがあったら、ほかの病院に行ってみよう!

もしここで別の行動を取っていれば、僕は脳梗塞になってはいなかったからね。